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睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる(無呼吸)や呼吸が浅くなる(低呼吸)状態が頻発する病気です。
いびきを伴うことが多く、日中の眠気、集中力の低下などの症状を生じます。
糖尿病、高血圧、心血管疾患、脳血管障害の発症リスクが高いことが知られています。
太った成人男性の病気と思われがちですが、日本人はあごが小さいため女性や子供にも発症します。男女比は2〜3:1ですが、男性は30〜60歳、女性は閉経後に多いことが知られています。

緑内障と睡眠時無呼吸症候群について

緑内障は眼圧上昇などが原因となり視神経が障害され、徐々に視野が狭くなっていく病気です。
失明原因の約40%を占める病気ですが、発病に気づかず、自覚症状のないことが特徴です。
睡眠時無呼吸症候群は緑内障発症の危険因子と知られています。緑内障の有病率は5〜6倍という研究結果があります。また、健常者と比べ睡眠時無呼吸症候群の患者では、緑内障になるリスクが約10倍との研究結果もあります。
また、緑内障に睡眠時無呼吸症候群を合併すると重症化しやすいことが知られています。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査について

当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けることができます。
簡易検査では、ご自宅で就寝時に検査装置をご自分で装着することにより、簡単に検査を受けられます(睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は保険適応で検査が受けられます)。
簡易検査で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、当クリニックでCPAP治療を受けることができます。
詳しくは受付にご相談ください。